2020卒理系就活④-自己PR-

ー志望動機と企業に貢献できる自分の強みをマッチさせるー

ー使いまわしはよくないが、エピソードは同じでいいー 

 

志望動機とセットで聞かれることが自己PRです。

 就活生の中には志望動機と自己PRを別々に考える人も多い気がしますが、セットで考えたほうがいいと思います。別々に考える人にありがちな自己PRのつくり方は、一つ自分の強みを考えてそれをどの企業でも使いまわすことです。楽ではありますが、あまり得策ではないと思います。

 

 就活生がまず考えることが「この企業に入りたい」と理由を考えることだと思います。これが志望動機になります。ここが完璧に言えてもまだ関門があります。企業の人の立場になって考えればイメージしやすいと思います。

「御社は素晴らしい企業です。こんな魅力があってこの事業をやっているのは御社だけなんです。だから入社したいです。」

と完璧なロジックを立てて、なるほどと面接官が思ったら、次に思うことはなんでしょうか。

じゃああなたを採用するメリットは何ですか。あなたはなにができるのですか。

ということです。ここが就活生が弱くなりがちな部分だと思います。

「こんなことができます、企業に貢献できます」とアピールする部分が自己PRになります。

 

間が長くなりましたが、つまりは企業によってアピールしなければいけないポイントが異なるということです。

 

例えば、

 専攻を活かした事業に携わりたいというのであれば、アピールするポイントは専攻分野の専門性や知識、興味になります。またチームワークが必要な仕事であれば、私のリーダーシップを活かして貢献します。など言った感じです。

 ここで志望動機とつながれば、企業の人を納得させることができます。ここまでできれば、内定をもらえる確率はかなり高いと思います。

 

 ここで、そんなたくさんエピソードないよと思うと思いますが、エピソードは同じでいいんです。その中で得られたこと、アピールするポイントだけ変えてあげればいいと思います。

例えば学会発表したエピソードを書きたければ、

  •  学会発表するくらい専門性があります。とも言えますし、
  •  難しい課題を解決して学会発表ができました。と問題解決能力をアピールすることもできます。

アピール点を変えて、志望動機と企業に貢献できる自分の強みをマッチさせることが、自己PRのポイントかなと思います。