2020卒理系就活⑥-面接-

ー堂々と、分かりやすく話すー

 

志望動機、自己PRがしっかりと作れれば、面接はそれをわかりやすく話すだけです。

ポイントは2つ、堂々と、そして、わかりやすく話すことです。

 

 1. わかりやすく話す

  どれだけ志望動機、自己PRをしっかり作り上げても、それを伝えられなければ意味がありません。面接は基本ESに沿って進んでいきますが、そのESには字数制限があり、志望動機や自己PRのロジックをすべて書くことはできません。書ききれなかったロジックは面接では思う存分伝えることができます。

 しかし、ここで注意することが一つあります。よく言われることですが、面接はコミュニケーションだということを忘れないことです。用意してきた自分のロジックを一方的に話してはいけません。なぜか、伝わりにくいからです。

 

 じゃあどうすればよいのか。

 私が意識していたことは、短く答えることです。ESを書くときにも言われることだと思いますが、結論を先に言うことです。長く話してしまうと、話の要点が相手も自分も分からなくなってしまいます。短く答えることは自分を十分にアピールできないのでは、話したいことが話せないまま終わってしまうのではないかと不安に思うかもしれませんが、ほとんどの面接官はしっかりと聞いてくれます。

 

 <余談>

 理系学生に限った話をすれば、研究内容を説明するというのはどの面接でも必ず聞かれると思います。研究内容を話す中で、面接官は研究をしっかり理解しているかはもちろんですが、分かりやすく話す能力も見ていると思います。面接時には必ず人事の人がいると思います。専門性のない人事のひとを置いてけぼりにしないように、人事の人も理解できるくらいわかりやすい研究説明ができればポイントが高いと思います。

 ジェスチャーをつけて話したり、相手の目を見て理解してるか確認して話すのがいいと思います。

 

 2. 堂々と話す

 話す内容もそうですが、やはり自信を持って堂々と話すことは印象がいいというのは想像しやすいと思います。わかっていても難しいことだと思います。

 面接に臨めるということはESやwebテストがよかったからです。ESに書いた志望動機や自己PRに興味を持ってくれたからです。自信を持ちましょう。

 二次面接、三次面接であれば、その前までに面接してくれた人たちが推薦してくれたということです。一次面接では怖かった人事の人も、次の面接の前にはがんばってねと応援してくれます。何も怖いことはありません。

 私が面接時に堂々と見せるため意識していたことは、二つ。面接官の目を見ること、そして最初の一言、「失礼します。」や「お願いします。」を声を張って、かますことです。

 

 以上2点です。面接は慣れも必要です。初めのうちはうまくいかないこともあると思いますが、だんだんうまく話せるようになるので、大丈夫です。