-スタンフォード式 疲れない体- を読んで

読んだ理由:

 最高の体調を読んだ理由と同じく、少しでも現在の自分の体調を上げることができれば、様々なパフォーマンスの向上につながると考えたため。

 

感想:

 本の主題であるIAP呼吸法を意識して日常生活でも取り入れているが、まだまだ無意識でというのは難しい。ただ、無意識だと呼吸が浅くなりやすいということを感じた。横隔膜を動かすという意識だけでもリラックスできているように感じる。スタンフォード大学のすごさが所々に書かれていて、そこで実践されているということで説得力があった。

 

本を読むだけではなく改めて自分の気づきをまとめることで、記憶に残したい。

 

まとめ:

 この本では疲れを予防する解消するというテーマであった。

 また、疲れとは筋肉+神経(自律神経、中枢神経)から生じる。一般人は、人間が感じやすい筋肉疲労ではなく、神経系の疲労が大きい。

神経系の疲労の原因は脳機能の低下にあり、脳機能が低下する原因は姿勢の歪みにある。

姿勢の歪み-->脳機能の低下-->神経の疲労-->疲労

 

まず、疲れを客観視するバロメーターとしては4つ。

 脈がいつもと違う、寝る時間がバラバラ、腰の痛み、呼吸

特にこの本では、呼吸について言及している。

 

疲れの予防法 -呼吸- 

 胸だけの浅い呼吸はNG

      ー1. 酸素不足になる。 2. 姿勢の歪みにつながる。

 

IAP呼吸法」(腹腔内圧)

  簡単にまとめると、息を吐くときも吸うときも腹圧を高める呼吸法。

  *息を吐くときに腹をへこませる腹式呼吸とは異なる。

  効果:体幹がしっかりする。正しい姿勢になる。

  IAP呼吸法のポイントは2つ 横隔膜体内の圧力

  胸呼吸していると横隔膜の可動域が狭くなる。横隔膜は自律神経とつながりがあり、横隔膜を動かすことで体を落ち着かせることができる。緊張時や寝る前に意識するとよい。

 

疲れの解消法

  •  動的回復法:軽く動いたほうが血流がよくなり体に酸素を送ることができる。
  •  座りすぎはよくない、お尻を鍛える。
  •  回復浴:血流がよくなる、自律神経が整う。水を飲むー冷水1m-(バスタブ30s-冷水30s)*10-冷水1m 12m以上はNG
  •  睡眠 時間を固定する、寝る90m前に入浴、寝る前に横隔膜を動かす。

 ==> 疲れていても毎日同じ時間に起きて、軽く体を動かすこと。

 

 血糖値スパイクを起こさないようにすることが重要。

  1. 朝食で甘いものを食べない。(朝は体が飢えているため栄養吸収率がよい。
  2. 空腹時に大量に食べない。(朝食を抜かない)
  3. お菓子を食べない。(体内のビタミンが消費される)
  4. 甘い飲み物NG (基本水 1.5L/day)

   その他、食に関するポイント

  • 腹八分 
  • タンパク質:炭水化物=3:1
  • 野菜は生のほうが栄養が抜けない

 

姿勢

 X理論 鼻先ー肩甲骨、乳首ー首と肩の付け根がX字になるような姿勢が理想。

 意識するのが難しいが、耳と肩のラインが地面と垂直になるようにすればよい。

  • 立ち 右足重心になりやすい、軽く左右に揺れながら立つ
  • 座り 足を組まない。肩甲骨を寄せるイメージ。そうすると耳と肩のラインがそろう。30分に一回は立ち上がる。
  • 歩き かかとから接地する。

 

マインドセット

 yet理論 できないではなくまだできないと思うことで成長すればできると思うことができる。固定型マインドセットから成長型マインドセットへシフトできる。