2020卒理系就活⑧-内々定の保留-

ーすべての選考結果が出そろった状態で迷うのが安全ー 

 

 内々定の保留について。私は、内々定をもらったらどうしようとまだもらってもない段階から心配していました。(笑)

 

 内々定をもらった時に学生ができる対応としては二つ

 1.行きます

 2.まだ迷ってるから待ってほしい

 だと思います。私は4社内々定をいただきましたが、最初の2社は「1.行きます」といって、あとの2社は「2.まだ迷ってるから待ってほしい」といいました。

 それぞれの場合のメリットとデメリットを紹介したいと思います。

 

「1.行きます」の場合

 メリット:

  企業側から内々定を取り消される心配がない。

  行きますといっている以上、期限もないので時間をかけて迷うことができる。

 デメリット:

  内々定辞退の連絡が申し訳ない感じになる。

  社員の話を聞きにくい。

 

 この場合、学生側は確実に内々定を保持して就活を進めることができるので、安心することができるので、就活前半に内々定をもらった場合、「1.行きます」がメリットが大きいかなと思います。デメリットとしては内々定辞退が気まずいというのは、一瞬の話なのであまり気にすることはないですが、社員の話を改めて聞きにくいというのが大きいかなと思います。

行きます。と言っているのに、内々定後に社員の話を聞かせてくださいというのは、まだ迷ってますといっているようなものなので、難しいかなと感じました。

正直、インターンや企業説明の数回で面接を行って、内々定をもらっても、いざ現実的にこの企業に入るとなったときに聞いておきたい事、他の内々定をもらった企業と比較したいことなどが出てくるので、内々定後に社員の話を聞く意味は大きいと思います。

 

「2.まだ迷ってるから待ってほしい」の場合

 メリット:

  迷っていると伝えているため、人事の人に社員紹介が頼みやすい。

  内々定辞退も伝えやすいし、怒られない。

 デメリット:

  期限が決められてしまう。

 

 内々定後の社員紹介がしやすいという点では「1.行きます」と答えるよりメリットになるかなと思います。しかし大きなデメリットが期限を決められてしまうということです。だいたいの企業は「迷ってるのはわかったけど、何日までに返答してね」といってきます。企業にもよりますが、1-2週間くらいだと思います。想像しても分かるようにその期日までに他社の選考の結果が出ていないと内々定を複数所持して迷うことができません。1-2週間迷っていきますといった後に、他社の選考結果が出てやっぱやめますとなるのが最悪のパターンではないかなと思います。

 

 理想は受けている企業すべての選考結果がでた状態で、どこにしようかなと考えることです。リスクもなく、じっくり比較して考えることができます。

 そのためには、就活序盤でもらった内々定には「1.行きます」と返答し、内々定を保持した状態で、就活を進め、受けている企業の最終結果が出そろう時期が近づいたら、「2.まだ迷ってるから待ってほしい」と伝えることが、私はベストかなと感じました。