-コンサル1年目が学ぶこと- を読んで
1. 読んだ理由
社会人1年目で、なんとなく働いてきたが、周りと差をつける働き方・考え方を学ぶことができればと思ったため。
2. 感想
社会人として仕事をするうえで必要なスキルについて網羅されていた。納得するものも多かったが、既に学んでいることも多く、新しい発見は少なかった。
3. まとめ
学生時代に研究を通して学べることが、多くあった。文系出身者は意識して学ばなければいけないことを、理系大学院の間に研究を通して、学ぶことができるのだと改めて感じた。
3-1 まあ知っているよと思った事項
・ 大枠を決めてから作業を開始する。
・ 作業開始前に合意を得る。
・ 数字が説得力を持つ。
・ 事実ー解釈ーアクションの順。
・ リサーチの前に仮説を立てる。
・ 最終成果物から逆算して作業する。
知っていても、実際に100%上記のルールの通りに仕事ができているかは、
改めて意識する必要があるなとは思った。
3-2 まあ大事だよねと思った事項
・ 議事録は発言録ではなく、決定事項を残すもの。
+αで「決まらなかったこと」、「今後のToDo」を記載する。
議事録作成は日常の業務にあるので、意識しやすい事柄だなと感じた。上記の事項は意識していたことではあったが、もう少しうまいことできるかもなと感じた。
ショートカットキーでマウスは使わないという話は本書以外でも聞いたことがあったが、なかなか取り入れられない。そこまでのメリットは感じていない。
・ 仕事のバリュー、貢献すべき相手のために仕事をする。
これは大事なこと、何のための作業なのかを考えて仕事をする。
・ 「情報量ではなくどれだけ考えたか」が能力の向上につながる。
つまり、読書においても、本を多く読むことだけではいけないということ。大事なのは、自分の意見を持つこと。なぜこの本を読むのか、この本から何を学びたいか目的を明確し、読む前に一度自分なりに考えることが、必要。
3-3 その他
本書を読んで思い出した言葉として、「頼まれごとは試されごと。相手の期待を上回れ」という言葉がある。
どこで学んだかは忘れてしまったが、改めて大事な言葉だと思った。この心意気をもって仕事に取り組みたい。
4. ToDo
・ 議事録は決定事項を残すものという意識で作成する。
・ 本を読む前に、何を学びたいのか目的を明確にし、自分の考えを持つ。
・ 頼まれごとは試されごと、相手の期待を上回る。